日本統治時代に途切れた昌慶宮-宗廟連結路「宮廷タムジャン道」が 去る7月22日に90年ぶりに開放されました。 2011年着工した昌慶宮-宗廟連結歴史復元事業は12年かけて完了し 21日には市民開放行事が開催され、誰でも自由に訪問できるようになりました。 
地下化した栗谷路の上には広い緑地(約8,000㎡)を造成し、 宮廷塀と北側は既存の宗廟塀の石材と基礎石を30%以上再使用して造成。 本来昌徳宮と昌慶宮は塀一つを置いてつながっていましたが、 日本統治時代に宗廟冠通路(現栗谷路)開設という名分の下、90年間断絶されていました。 
ソウル市は今回の事業を通じて国家象徴物の歴史・伝統的価値を回復し、 2千年の歴史を持つソウルの文化的品格を上昇させることに大きな意味を置いたとのこと。 昌慶宮と宗廟はソウル4大門の中に位置する国家象徴物だけに新しく解放された 「宮廷タムジャン道」に今後多くの訪問客が集まると予想されます。 |