韓国旅行では、ソウルから釜山、大邱、慶州、全州、麗水などへ移動する際にKTXを利用する人が多く見られます。日本の新幹線と同じような感覚で利用できるため人気がありますが、週末や連休、桜や紅葉の時期、韓国の祝日前後になると希望の列車が満席になっていることがあります。
特に旅行日程が近づいてから予約を行う場合や、出発時間を限定して探している場合は、空席が見つからないことも珍しくありません。
しかし、KTXが満席だからといって地方旅行を諦める必要はありません。韓国国内には複数の移動手段があり、少し探し方を変えるだけで予約できることもあります。韓国旅行でKTXが取れなかった場合に知っておきたい方法を紹介します。

乗り継ぎで探す
もっとも試しておきたい方法が、乗り継ぎ列車を利用する検索方法です。
多くの旅行者はソウル駅から釜山駅、ソウル駅から東大邱駅など、目的地までの直通列車だけを探します。そのため人気時間帯の直通便は早い段階で埋まることがあります。
一方で、途中駅で乗り換える条件に変更すると空席が見つかることがあります。
たとえば釜山へ向かう場合でも、大田や東大邱で乗り換える組み合わせが表示されることがあります。所要時間は少し長くなりますが、同じ日に移動できる可能性が広がります。
慶州へ向かう場合も、新慶州駅までの直通列車だけではなく、大邱経由で探すと予約できる場合があります。麗水方面も同様で、途中駅を含めて検索すると選択肢が増えます。
韓国鉄道の予約システムでは、出発駅と到着駅だけを指定していると直通列車中心に表示されることがあります。満席になっている場合は出発時刻を変えたり、途中駅経由で探したりすると予約できることがあります。
旅行日程が決まっていて移動日を変更できない場合は、まず乗り継ぎを含めて検索してみると良いでしょう。

空席状況はよく変わる
KTXは満席表示になっていても、その状態がずっと続くとは限りません。
韓国では旅行直前に予定変更を行う人も多く、キャンセルや座席変更によって空席が出ることがあります。
特に出発日が近づくと、団体予約の調整や個人旅行者の変更によって空席が戻ることがあります。
朝の時点では満席だった列車に午後になって空席が出たり、前日に確認した時には予約できなかった列車が当日に予約可能になったりすることもあります。
釜山や大邱のような利用者が多い区間では、座席数そのものも多いため、空席が出る機会があります。
そのため、希望列車が満席だった場合でも、何度か確認すると予約できることがあります。
旅行日程に余裕がある場合は、すぐに諦めるのではなく、定期的に空席状況を確認する方法も有効です。
韓国旅行では宿泊先だけ先に確保し、移動手段は空席が出るのを待ちながら調整する人もいます。

国内線という選択肢
移動手段を早めに確保したい場合は、国内線を利用する方法があります。
韓国ではKTXが注目されることが多いものの、国内線も便利に利用されています。そして、LCCが普及しているために時間帯によってはかなり安いこともあり、フルサービス(大韓航空やアシアナ航空)でも安く設定されていたりします。
釜山なら金浦空港から金海空港への便が多数運航されています。飛行時間は約1時間で、便数も多く設定されています。
光州も金浦空港から国内線が運航されており、地方都市への移動手段として利用できます。
麗水も金浦空港との間に国内線があり、南海岸エリアを訪れる旅行者に利用されています。
空港までの移動時間は必要になりますが、座席数が多く設定されている日もあり、KTXが満席の日程でも航空券が見つかることがあります。
また、空港には飲食店やラウンジなども整っており、搭乗後は座席に座ったまま目的地へ向かえるため快適に移動できます。
旅行日程が近い場合や、どうしても指定日に移動したい場合には国内線も候補に入れておくと安心です。
特にソウルと釜山の区間は国内線利用者も多く、韓国国内では定着した移動方法の1つになっています。

早めの判断が便利
KTXの空席を待つか、国内線を予約するかは旅行日程によって変わります。
翌日の移動であれば空席を待つ選択もありますが、連休や週末の旅行でホテル予約が確定している場合は、移動手段だけ確保できない状態を長く続けない方が行程を組みやすくなります。
そのような時は、国内線の空席や運賃を確認し、条件が合えば先に予約してしまう方法もあります。
韓国は鉄道網と航空網の両方が発達しているため、KTXだけにこだわらなくても地方都市へ移動できます。
釜山、大邱、慶州、光州、麗水などを訪れる旅行では、KTXが第一候補になることが多いものの、乗り継ぎ列車を利用したり、空席が出るのを待ったり、国内線を利用したりすることで移動手段を確保できることがあります。
旅行直前に満席表示を見て慌てる必要はありません。予約方法を少し変えるだけで座席が見つかることもあり、国内線という選択肢もあるため、目的地に合わせて移動方法を選ぶことで韓国国内旅行を快適に楽しめます。


